移動式破砕機(BR380JG) ガラパゴス

機種 型式 性能
自走式クラッシャー BR380JG 処理能力
12t~110t/h
仕様 メーカー 特記事項
コマツ ガラパゴス
自走式破砕機とは?
自走式破砕機を活用する工法を現場循環型工法といいます。
現場循環型工法とは、現場内で発生したコンクリートガラやアスファルトガラ、転石を破砕し、路盤材や基礎材として新たにその現場で再利用する工法です。
この工法により、増加傾向にあった建設廃棄物の減少、コストの抑制、環境への配慮が期待できます。

我が社でこの工法を取り入れるようになったのは、99年、大規模ニュータウンの造成工事に携わった時でした。
その現場の当初の計画では、工事に使用する骨材はすべて新材の砕石を購入する予定でした。
そうなると当然、現場で発生したガラや岩石は再利用されることのないまま産業廃棄物として処分をせざるを得なくなります。
そこで、我が社の方から元請業者へ現場循環型工法の採用を提案しました。
元請業者も最初は半信半疑でしたが岩石の運搬や処分のコスト、現場内での骨材生産と新材の購入との比較データを提示したところ、それでは一部で試行してみようということになり、BR380JGの先行機のBR350JGの導入を決意いたしました。

試験的に始まった現場循環型工法でしたが、すぐにその工法の実力が認知され最終的には100%再利用という形になりました。現場の最盛期には我が社の機械だけでは間に合わず、近県から集めた合計4台の自走式破砕機がフル稼働するようになっていました。

長崎市戸石町の『ガーデンシティ東長崎』の宅地造成工事にも我が社が携わることになり、そこで当時最新型の自走式破砕機BR380JGの購入を決断しました。その現場でも大活躍を見せ、我が社の自慢の看板機械となりました。

これからも濵田建設工業はこの自走式破砕機を用いた現場循環型工法を積極的に事業化してまいります。